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  • 執筆者の写真山﨑税理士事務所

㉑遺言の検認

更新日:2022年7月13日

検認は遺言書の偽造・変造を防止するための手続きです。


検認とは、遺言書の形状、加除訂正の状態、日付、署名など遺言書の内容を確認し、遺言書の偽造・変造を防止するための手続きです。

遺言の有無や有効性について判断する手続きではないことに留意してください。


検認の手続き

対象

公正証書遺言以外の遺言

申立人

遺言書の保管者、遺言書を発見した相続人

申立先

遺言者の最後の住所地の家庭裁判所

必要なもの

・検認申立書

・遺言者の戸籍(出生から死亡までのすべて)

・相続人全員の戸籍謄本

なお、検認を受けないで遺言を執行したり、家庭裁判所外で遺言を開封すると、5万円以下の過料に処せられることがあります。

また、故意に遺言書を隠蔽すると、相続欠格者として相続権を失うことになります。


相続チェックリスト項目


1. 死亡から葬儀までの流れ

2. 死亡診断書(死体検案書)の用途

3. 死亡届・火葬許可申請書の提出

4. 年金受給停止と未支給年金の請求

5. 世帯主の変更

6. 健康保険証の返却・資格喪失届の提出

7. 電気・ガス・水道の変更・解約手続き

8. 携帯電話・インターネット

9. NTTの電話加入権

10. 運転免許書の返納

11. パスポートの返却

12. クレジットカードの解約

13. 故人の所得税の準確定申告

14. 葬祭費・埋葬料の請求申請

15. 死亡後に行う高額医療費の請求

16. 故人の事業を引き継ぐ場合の申請書・届出等

17. 生命保険の保険金の請求

18. 遺族年金等の手続き

19. 相続人の調査・確定

20. 遺言の捜索

21. 遺言の検認

22. 相続財産の調査・確定

23. 相続放棄

24. 財産の分け方(遺産分割協議)

25. 相続税申告

26. 相続税納付

27. 遺産相続の各種手続き(名義変更等)

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