特に、交通事故等で急に亡くなられた方のご家族が遭遇する問題として、相続財産として何があるのか、財産把握に困る場合があります。
預貯金や土地等不動産については、銀行や法務局で容易に把握できますが、亡くなった方が「生命保険に入っていたはずだかどこの会社だったか分からない」場合など、右往左往することになります。
そこで、亡くなられた方の相続財産の把握方法について何回かに分けてお知らせします。 今回は、「生命保険加入の有無等」についてです。
生命保険加入の有無等の調べる方法は、次の通りです。
預金通帳の出入りを確認して、保険会社の引き落としがないか確認する。
ハガキや封書などで郵送物が届いていないか確認する。「契約内容の確認」等の表題 で案内が定期的に来ているものと思います。
カレンダー、タオルなど保険会社の粗品等がないか確認する。
1~3でもわからない場合、契約している可能性がある保険会社に個別に問い合わせ る。
費用が別途発生しますが、弁護士に依頼し、生命保険協会にて確認してもらう。
生命保険については、非課税枠が存在するため一次相続の相続人様には基礎控除引き下げの影響もあり二次相続対策として加入を促すことがあります。
遺産分割対策、納税対策並びに節税対策にも有用だからです。該当するような方は一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。
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