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  • 執筆者の写真山﨑税理士事務所

① 死亡から葬儀までの流れ

更新日:2022年7月12日

1.臨終

亡くなった直後にしなければならないこと

​自宅で危篤又は死んだ場合

かかりつけの医師に来て貰うか、救急車を呼ぶ。

​病院で亡くなった場合

医師より死亡の事実が告げられる。

突然死・事故死の場合

すぐに警察を呼ぶ。

ポイント

この時点で親類や親しい人に連絡をしましょう。その他の友人や知人には、葬式等の日程が決まってから連絡するようにしましょう。


ポイント

不慮の事故で死亡した場合は、警察が来るまでに遺体を動かさないようにしましょう。


①関係各所への連絡について


死亡直後には、親戚、特に親しかった友人、僧侶、葬儀社等に連絡をします。ここで焦って友人や知人の全員に連絡しないように注意してください。葬儀の種類によって訃報を出す範囲も異なります。葬式の段取り、日程等が決まってから連絡をしましょう。


また、危篤時に連絡ができなかった家族や親戚がいる場合には、伝え方に注意が必要です。あらかじめ臨終を迎える覚悟ができていない方に、突然臨終を知らせるとショックが大きいと言われています。一般的には、まずは危篤の旨を知らせ、その後に臨終を伝えた方がショックが小さいそうです。個人差もあると思いますので臨機応変な対応が必要となります。


②不慮の事故で死亡した場合の注意点


自宅療養などをしておらず不慮の事故で死亡した場合には、直ぐに119番に連絡しましょう。救急車が到着した時すでに臨終している場合は、救急隊が警察に連絡し、それ以降は警察扱いとなります。


ここで注意して頂きたいのは、警察の事情聴取・現場検証までは、亡くなった人の状態をそのまま保存しておかなくてはいけない事です。警察到着前に遺体を動かしたり衣服を着用させた場合、警察は遺族が犯罪や証拠隠滅をしていないかを確認しなければならなくなります。ご家族が亡くなった後すぐに、犯罪を行っていないかどうかの確認をされるのは精神的にも負担が大きいです。おそらく、柔らかい布団の上に寝かしてやりたい衝動にかられると思いますが、ここは何とか堪えてください。


2.遺体の搬送

遺体を病院から搬送し、入院費を払った後、死亡診断書を受け取る。


病院で亡くなると霊安室に安置されます。病院からは速やかな搬送が求められますので、自宅などの安置場所へ搬送の手配をしなければなりません。ご自分で搬送することもできますし、葬儀社に依頼することもできます。なお、葬儀社に搬送のみを依頼する場合は、その旨をしっかり葬儀社に伝えましょう。慌ただしい中での依頼になりますので、先方と行き違いになるなる可能性があります。葬儀代は非常に高価ですので葬儀社は慎重に選んでください。できれば事前にご準備しておくことをお勧めします。


一般的には、搬送までの間に退院手続きを行い、この時に入院費用の清算を行うことになります。その際、医師に「死亡診断書」を作成してもらいます。遺体搬送には「死亡診断書」の携行が義務付けられていますので、書類を所持している人は搬送に同行しなければならないことにご注意ください。なお、入院費の領収書は「チェック15:高額医療費の支給を受けたい時」で使用します。失くさないよう大事に保管しておいて下さい。


2.葬儀

葬儀の段取りが決まってから友人や知人に連絡する。


葬儀の方式は同じ宗教でも宗派や地域で異なります。僧侶と相談し通夜、葬儀、告別式の具体的な打ち合わせを行いましょう。葬儀社は実際の葬儀だけでなく、こう言った段取りもサポートしてくれます。精神的にも肉体的にも余裕がなくなってしまう時期に的確な助言を受けることができますので、余裕があればご依頼されることをお勧めします。


最近では、昔からの厳格な葬儀の形式にこだわらず、ご家族や親族の都合に合わせた葬儀をおこなう方が多いです。僧侶や葬儀社にどのような式にしたいかをしっかり伝えましょう。葬儀の段取りが決まったら友人や知人に連絡します。


相続チェックリスト項目





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